2021年9月24日
北海道に来る前の週間天気予報では、この日も雨でした。なので、当日も休養日になるかなと思っていたら、思ったよりも早くに回復するみたいだったので、この日も登山をすることにしました。
向かったのは緑岳。3日前に行った大雪高原から入山します。沼めぐりコースに入るためヒグマ情報センターもすごい行列でした。それを尻目に登山口へ。写真の建物は大雪高原山荘です。
まあ、ご覧の通り天候はあまり良くなく。登山道の一部は前日の雨で川になっている有様。
それでも紅葉の美しさは眼を見張ります。チングルマ、ナナカマドなど鮮やかに色づいています。足元に目を向けても素晴らしい。
第二花畑を過ぎるとハイマツ帯の急登になります。これ、下る時怖いんだろうなと思いつつ登ります。その写真は撮っていないので割愛しますが、だいたい2時間ちょっとで山頂に到達。
山頂では、南に延びる高根ヶ原、そして眼下に高原温泉の美しい紅葉を撮りたかったのですが・・・。視界は全方向真っ白。サクッと撮って、帰りがてら沼めぐりに寄れるかなと目論んでいたのですが、それは難しそう。
気温5℃の中、時おり見える青空や霧虹に一喜一憂すること2時間以上。同じ目的であろうカメラマンがひとりふたりと脱落していく中、ついにワタシも下山を決意。帰りのバスに間に合わなくなるのが一番良くないですし。
途中、エゾリスさんに出会いました。
ちょっとグロ注意なお食事をされていたので、これ以上は拡大しないようにしておきます。
そんな出会いもしつつ、ゆっくり下っていくと・・・
急にガスが晴れてきて、眼下にこれまで見たことがないような光景が! これは沢沿いの湿気が多いところにだけ広葉樹が育っているのでしょうか。
しばらくすると、高根ヶ原と大雪高原の姿が! ですが明暗差がきつく・・・現像がんばったのですが、なかなか自然な感じに仕上がらない。現時点ではこれが精一杯です。
ということで、目的のものが撮れたのかそうでないのか、よくわかりませんが下山を続けます。降りるときハイマツ帯が怖いだろうなと思っていたのですが、問題なく通過。
花畑まで降りてきました。振り返ると、雲間から緑岳山頂が見えます。もっと早く晴れてくれればなぁ・・・と思わなくもないですが、もしそうだったら今のこの素晴らしい風景は撮れないと考えると、これはこれで良かったのだと思います。
樹林帯に入ります。
もう何回言ったかわかりませんが、ここあたりの紅葉も素晴らしい。
高原温泉まで降りてきました。青空に紅葉が映えますね。
この日はあまり期待していなかったのですが、思った以上に紅葉が良かったです。さらに、天候の回復と重なったので、ダイナミックな写真が撮れました。最近は晴天狙いで山に行くことが多かったのですが、雨上がり狙いで行くのも良いかもしれないですね。
翌日は最終日。
どこに行こうか迷ったけど、沼めぐりの紅葉がまだ良さそうなので もう1回行ってみることにしました。
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