明けましておめでとうございます。

昨年は撮影のことを考えられないほど仕事が忙しかったという、今までにない1年でした。もちろん例の感染症のせいもあるのですが、撮影に行ったのは今から書く夏休みの北海道だけという有様。写真を撮り始めて17年になりますが、こんなのは初めてでした。

その夏休み。今年はオリパラがあったため取れるのは9月。どうせならシルバーウィークに絡めて9連休を取ろうと思いまして。そしてその時期に極力人と接触しない撮影スポットだったら北海道の山がいいかなと思った次第です。
 
 
ということで9月19日の朝5時過ぎ。ワタシは黒岳ロープウェイの駐車場に到着。感染症対策のためロープウェイは人数制限をしていたのですが、ギリギリ1便目に乗ることができました。リフトに乗り継ぐと、見頃になった紅葉がぐんぐん近づいてきます。
 
 
七合目からは登山になります。
振り返ると
黒岳とお鉢巡りの紅葉

ここまで登ってきた道、そして手前の層雲の下には文字通りの層雲峡があります。このあたりの紅葉がこの日では一番良かった気がする。
 
 
黒岳とお鉢巡りの紅葉

黒岳山頂を越え、お鉢めぐりコースへ。
歩きやすく、とても気持ちの良い道ですね。
 
 
黒岳とお鉢巡りの紅葉

この付近の紅葉はピークを過ぎていましたが、ところどころにあるチングルマが鮮やかでした。
 
 
御鉢平展望台を過ぎ 中岳あたりまで来ると、急に強風とガスで撮影どころではなく。間宮岳・北海岳を過ぎるまで、これといったものは撮れませんでした。

黒岳とお鉢巡りの紅葉

北海岳からの下り。これは北鎮岳と中岳でしょうか。やはり中岳山頂はガスに覆われています。その下には実に北海道らしい、波のような紅葉が。やはりピークは過ぎているものの、十分に美しいですね。
 
 
そこから北海沢を超えるあたりまでの紅葉が素晴らしかった。

黒岳とお鉢巡りの紅葉
 
 
黒岳とお鉢巡りの紅葉
 
 
黒岳とお鉢巡りの紅葉
 
 
黒岳とお鉢巡りの紅葉

数日前の悪天候で御鉢平周辺の紅葉がピークを過ぎたことは知っていたので、実はこの日はあまり期待していませんでした。むしろ翌日以降のために、どれくらいの標高がピークなのかを高いところから確かめるくらいの気持ちでしたが、これはラッキーでしたね。

そこから黒岳山頂に戻り、下りの渋滞そしてロープウェイの行列に辟易しながらも無事に下山しました。
 
 
移動時間:6時間35分38秒(7合目から。撮影含む)
移動距離:8.4km