例の感染症の影響で1年近く撮影に行けず、このサイトもしばらく放置状態だったわけですが、久々に開いてみたら最後の投稿をしていなかったことに気づきました(´・ω・`)
 
 
2020年12月1日撮影

この日は鈴虫寺でお守りを頂いてから東福寺エリアへ移動。東福寺は、中学のときに「禅寺の庭」という写真集を親に買ってもらって以来、ずっと好きなお寺です。昭和初期に造られた枯山水の庭はモダンで美しいですね。

さて、今回の最初の目的地は勝林寺。臨済宗や禅宗の寺院には、塔頭と呼ばれる小院が連なっているのですが、この勝林寺も東福寺塔頭のひとつです。ここは紅葉の美しさもさることながら、花手水が美しいことでも有名です。

SNSでいろんな写真が上がっていて、いつか自分も撮ってみたいと思っていたので、とても楽しみにしていました。
 
 
勝林寺の花手水

拝観料を支払って少し進むと、いきなり花手水がお出迎え。いや、手水なので入り口近くにあって当然なのですが。高く盛られた花々が美しいですね。これは撮りがいがありそうだ。
 
 
勝林寺の花手水 
 
勝林寺の花手水
 
 
勝林寺の花手水
 
 
勝林寺の花手水
 
 
勝林寺の花手水
 
ずっと陣取ると迷惑になるので、行きと帰りで少しずつ撮りました。帰りがけに日が差す展開もあり、ひさびさに良いものが撮れたと思いました。

さて、勝林寺には他にも見どころがありまして。メインの花手水の他にも、庭のあちこちに小さな花手水があったり・・・

勝林寺の花手水
 
 
勝林寺の紅葉

建物の内外に番傘が配置してあるのです。これが紅葉の美しさと相まって、とても心地よい空間を演出しています。そして、秘仏であるご本尊の毘沙門天三尊像や虎の大襖絵を見せて頂き、とても印象に残るお寺でした。これはまた行きたい。
 
 
この後は雲龍院(ここだけ東福寺ではなく泉涌寺塔頭です)
雲龍院の紅葉
 
 
雲龍院の紅葉
 
 
次に龍吟庵
龍吟庵の紅葉
 
 
龍吟庵の紅葉
 
 
即宗院
即宗院の紅葉
 
 
最後に通天橋
通天橋の紅葉
 
 
通天橋の紅葉

ということで、半日かけてたくさん周ることができました。時間がなくて本坊庭園には行けなかったのが残念ですが、以前行けなかった龍吟庵に行けたし、「龍吟庵の隣にあったから」という理由でたまたま入った即宗院も素晴らしかった。通天橋は終了時間ギリギリだったためか空いており、見やすくてよかったです。

ということで、駆け足でしたが京都・滋賀の紅葉を観る旅もこれで終わりです。全体的な紅葉の良し悪しで言えば あまり良くない方に入るのでしょうが、それでも厭離庵や教林坊で見た紅葉は人生で初めて見るレベルのものでした。勝林寺の花手水も素晴らしかったし、3日間それぞれで見どころがある良い旅だったと思います。