6月24日

冒頭の画像でおもいっきりネタバレしているわけですが
この旅のラストを飾るのはコンドイビーチです。

ここにビーチパラソルを立てたくて、わざわざ自宅から
持ってきたのでした。

・・・というのは半分ウソでして。
本当はバラス島で立てるつもりで持ってきたのですが
強風&砂地が無いということで建てられなかったんですね。

このまま持って帰ると、ただの棒を持ち運んだだけになって
しまうので、何とか活用できないかと思っていました。

幻の島(浜島)のツアーに参加しようかとも思いましたが
ちょうど良い時間帯のものが無かったんです。
 
 
そこで急浮上したのがコンドイビーチです。
ここも干潮時には砂の島ができるそうでして。

でも心配なのが干潮の時間。この日は確か16時くらいだったような。14時20分の高速船に乗らないと飛行機に間に合わないので13時半には撤収できるようにしないといけない。

12時くらいに撮影が始められれば何とかなるかも
という淡い期待を懐きつつ、最終日が始まります。
 
 
竹富島・コンドイビーチ

朝8時くらいのコンドイビーチ。
まだ誰も来ていません。

満潮のピークは過ぎ、潮は引き始めていますが
干潟の出現はまだ先のようです。

上空に薄い雲がかかっていますが、
日が高くなれば低い雲も出るだろうと期待を込めます。
 
 
竹富島・コンドイビーチ

10時くらいのコンドイビーチ。
何人か泳ぎ始めていますが、干潟が出現する気配はありません。

11時くらいまで待っても変化がないため、先に昼食を済ませることにします。竹の子さんに行きたかったですが、まだ営業再開前だったため、昼食もガーデンあさひさんでお世話になりました。
 
 
竹富島・コンドイビーチ

食後。

みたびコンドイビーチへやってくると、
少し先にうっすらと白いものが見えます。

ヤッターと思ったものの、間には海があるわけで
なかなか進む勇気が出ない。
 
 
この時の潮位は、だいたい120cmくらいでしょうか。
(気象庁の潮位予測では、12時の石垣の潮位が112cmとの事なので)

干潮時は20cmくらいになるので差は約1m。
数字の上では理解できるのですが、水深がどれだけあるのか
わからない。どうしても躊躇します。

20分くらい迷ったけど、意を決して渡ることに。
機材は頭に抱えて慎重に進みます。
 
 
竹富島・コンドイビーチ

腰の上まで水に浸かったものの、特に危なげなく
渡りきりました。少し拍子抜け。

そんなことよりも、目の前にあるのは透明な海と
青い空、白い積雲、そして誰もいない白い砂浜。
 
 
竹富島・コンドイビーチ

近づいてみると、だいぶ大きくなっています。
砂でできた道。

右側のほうが深くなっていて、より青く見えます。
左側は、しばらくすると砂浜になるのでしょう。
 
 
さて、ここでビーチパラソルを立てようとしたのですが
風が強く、なかなか開きません。

これは困ったぞと思いつつ、
壊れても良いやと思い直して傘を開きました!
 
 
竹富島・コンドイビーチ

それが冒頭の写真に繋がるわけです。

風の影響は受けていますが、しっかりと立っていることに安心。
空には大きな雲。それに負けずに存在感を放つビーチパラソル。

彼方に見えるのは手前に小浜島、奥に西表島。
わかりづらいですが、重なって見えます。

西表島には相変わらず大きな雲がかかっていて
2・3日前のことがとてもよく思い出されます。
 
 
ここから試行錯誤が始まるわけなのですが・・・
 
 
竹富島・コンドイビーチ
 
 
竹富島・コンドイビーチ
 
 
竹富島・コンドイビーチ
 
 
竹富島・コンドイビーチ
 
 
竹富島・コンドイビーチ

いろいろ撮りましたが、やっぱり最初のが一番良いですね。

いつもの事ですが、最初に撮った構図が一番良い法則ってあるんですかね。あと、できるだけ機材を少なくしたかったので、浜には三脚を持ってきていなかったのですが、これなら持ってきても大丈夫だったなと思いました。

まあ、何事も経験をしないとわからないことはあるものです。
 
 
いい感じの雲が出なくなったので、
12時半くらいだったかな、少し早いですが撤収します。
 
 
竹富島・コンドイビーチ
 
 
竹富島・コンドイビーチ

出現した砂浜はだいぶ大きくなり。
波が作った文様が美しいですね。

与論島の百合ヶ浜を思い出します。
 
 
竹富島・コンドイビーチ

広大な砂浜。

浜が大きくなるにつれ、20人くらいの人たちがこちら側に渡ってきていましたので、極力邪魔にならないよう端の方で撮影をしていたのですが、そもそも皆さんだいぶ手前のところで遊んでおられました。
 
 
竹富島・コンドイビーチ

振り返ると竹富島。

島本体との間には、まだ海があります。
完全に干上がると、こちら側と繋がるようですね。

あちら側に渡ってしまうと、この旅がほぼ終わることになるのです。