2017年2月12日15時ごろ撮影

登別,カルルス,氷筍

今回の旅のハイライト。

雪の日を除き、天候に左右されづらい場所なので、
他がダメでもここだけは必ず行こうと思っていました。

登別,カルルス,氷筍  登別,カルルス,氷筍

北海道某所にある旧鉱山。
天井からしたたり落ちた過冷却水が凍り、垂直方向に成長します。

氷筍と呼ばれる現象です。
写真ではスケール感が伝わりづらいですが、高さ2m近く達するものもあります。

登別,カルルス,氷筍

それは坑道の奥まで続いており、、、

登別,カルルス,氷筍

中から見ると、とても不思議な光景となります。

登別,カルルス,氷筍  登別,カルルス,氷筍

登別,カルルス,氷筍  登別,カルルス,氷筍

ちょいとレンズが汚れていたので
逆光が怪しい感じになってしまいました(不覚・・・)。

さらに奥へ・・・

傾斜があるのと足元が凍ってツルツルなので注意が必要です。

登別,カルルス,氷筍

登別,カルルス,氷筍

登別,カルルス,氷筍

登別,カルルス,氷筍

坑道内は絶えず水滴が垂れています。
レンズに付着したのに気づかなかったのがもったいない。。。

奥の方は入口付近よりも気温が高くなるので、その分氷も解けやすく、
たいぶ氷「筍」っぽくなります。

解けては固まりを繰り返し、表面には不思議な文様が出来ています。

あとは引き返して入口付近の撮影。
坑道内には水が流れ込んでおり、、、

登別,カルルス,氷筍

登別,カルルス,氷筍

どこまで落ちているのかさっぱりわかりません。

それをバックに、、、

登別,カルルス,氷筍

登別,カルルス,氷筍

自然の造形は不思議ですね〜。

登別,カルルス,氷筍

さて、場所なのですが、今回は危険箇所に立ち入ったためぼかしています。
ヤマレコやyamapに地図やログが出ているし、新聞にも取り上げられているので
意味は無いのかも知れませんが。

もし行かれる場合はスキーやスノーシューなど行き帰りの装備はもちろんのこと、
万一中まで入る場合はアイゼンやチェーンスパイクなどの滑り止め、ヘルメット、
ヘッドランプなど万全の体制で臨んでください。

そうそう死ぬことは無いと思いますが、重大事故に繋がる可能性はあると思います。
何かあっても自己責任です。くれぐれもご注意を。

あと、氷筍はとても折れやすいので触らないようにお願いします。
ワタシが行った時も、既に何本か折られていました。