この日は4時半に目が覚めました。
はじめはガスが出ていましたが、すぐに晴れたので外に出る。

前日は前日で(風景を眺める分には)良かったですが、晴れるとまさに別世界!
まさに楽園と呼ぶに相応しい。

空の青と池塘の青。

5時を過ぎると、またガスが出てきた。

 
 
前回書いた通り、この日は小松原湿原に下りようと思っていましたが、
膝が不安なので赤湯温泉に下りることにする。

こっちはこっちで大変なんだけど。

日が出ると虫も活動を始めるようで、虻がカメラに群がってくる。
湿原に花とくれば虫なんだな、と、こういう所に来て実感。

ほとんど撮影に集中できず、素早く2枚撮っては移動を繰り返すけど、
そんなことを感じさせない風景。10-20mmは、やはり素晴らしい。

江戸時代の文人・鈴木牧之が「絶頂に天然の苗田あり」と評した池塘。
湿原の池塘が田んぼに見えることから苗場山と名がついたそうです。


 
 
湿原の端まで来ると、数メートル先が視界から切れる。
その向こうに見えるのは数百メートル下の山々。

前日に上がってきた道も急だったけど、こっちはそれ以上か。

蜂が寄ってくるのと足場が悪いのでここから先の写真は撮れず。

しばらく進み、安全な場所から振り返る。

あんなところから降りてきたのか。
意外に怖くはなかったけど、二度と通りたくない。。。

ここから約900m近く下ると赤湯温泉です。