またもや やって来た青森・秋田県境。今度は湯の沢温泉です。

ここには湯の沢山荘・なりや温泉・秋元温泉の3宿がありましたが、
湯の沢山荘が昨年11月末を最後に無期限休業となってしまいました。

休業とはいえ、水が流れないと配管は半年も保たないだろうし、
ましてや温泉が通る配管はもっと早くに詰まるだろう。
 
 
源泉だけでも他の旅館が権利を買ってくれればいいのに、と
部外者だから簡単に考えてしまうけど、難しいのかも知れません。

そんなわけで、湯の沢山荘の奥にある「なりや温泉」へ行くことにする。
 
 
ここには第一浴場と第二浴場がありますが、
フロントでお金を払うと「第一浴場へどうぞ~」と笑顔で言われました。

第二浴場は宿泊者専用よ、と勝手に判断したワタシは第一浴場へ向かう。

第一浴場は真ん中で仕切られており、6~7人が入れそうな
小さな浴槽になっていました。以前は仕切りがなく混浴だったそうです。

ここに硫黄臭の強いお湯がかけ流しされています。
浴槽の脇には赤い団扇があり、お湯を扇いでから入れと書いてあります。

有毒ガス、硫化水素らしいですが、比重の関係で下のほうに溜まるそうです。
言われてみると確かに息苦しく、長く浴室にいると手の色が青っぽく変色しました。

お湯自体も非常に濃く、温泉めぐり開始以来、初めて湯上り後にダウンしました。
非常に力のある温泉です。

時間があれば秋元温泉にも行こうと思っていましたが、
気がつけば12時近くになっていたので昼食を食べにいくことにしました。
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