今シーズン2回目の上高地。
湿度がかなり高めだったのと、地上天気図が良い感じだったので
今回は霧氷が出るかなと思い、前日から松本入り。
 
夜が明けると、、、薄い雲が全天を覆っている。
予報よりも雲の進みが早かったか。
 
難しい話は省きますが、これだと気温が下がりきらず
霧氷が出ないのです。
 
松本駅から現地近くまでは、バスで行っても片道2000円。
行っても意味がないなら、何もせずに帰ろうかなとも思いましたが、
他にすることも無いので行くことにしました。
 
 

バスで約1時間、さらに徒歩20分で釜トンネルを抜ける。
予想通り、霧氷の気配は全くなく、陽も入ってこないので
全体的に同じようなトーンになってしまいます。
 
この時点で、ほぼやる気ゼロ。
しかも三脚が壊れてしまい、殆ど役に立たず。
 
前回はサングラスをなくしたし、去年はスノーシューが壊れた。
上高地には一度を除いてあまり良い思い出が無い。
 
 

 

 
 
条件が悪くても、それなりの結果を残すのが腕の見せどころ、と
自分に言い聞かせ撮ってみるものの、自分の心を動かすものが
見あたらないのだから仕方がない。
 
釜トンネルを抜けて1時間程度で撤退を決意するのでした。
 
 
昨シーズンから数えて冬の上高地に来るのは6回目。
他の場所に比べて圧倒的に回数が多い割に、気象の不安定要素が多すぎる。

手に入りにくいものに恋い焦がれ、追いかけるのも時としてアリなのでしょうが、
自分の時間や経済状況を思うと、考えなおす時期に来ているのかも知れません。
 
 
追記:2月22日に霧氷が出ました!