前回の日記で雲ノ平の話題が出たので、
雲ノ平について書いてみます。
場所は富山県の奥地。
ワタシにとっては初めての富山県上陸です。
(山側から入るとは思ってもいなかった)
山に行く前、なんとなくウェブで
北アルプスの写真を検索していたところ、
あまりにも日本らしくない写真を見つけました。
地形や雰囲気から、それぞれ
ギリシャ庭園・スイス庭園・アルプス庭園・日本庭園
など、呼ばれている場所がある。
それが雲ノ平。
地図を眺めると、今回の山行でも行けそう。
時期的にも、例年の紅葉の時期と重なるので
これは行くしかない、と思うのは当然のことでした。
この日は山行2日目。
朝4時半に野口五郎小屋を出発。
天気は曇り・雨・霧。
野口五郎岳、水晶小屋を経て祖父岳に至ると、
眼下に広がるのは一面の野原。天気も回復傾向だ。
途中から木道が整備されており、歩きやすい。
まずは、スイス庭園に着く。
ちょうどその時、ここまで来た自分を労うように、
水晶岳の上空が晴れた(左写真)。
このカメラ(SD14)で大丈夫かな、、、と心配しつつも
意外にいいものが撮れてホッとした。
スイス庭園を越えると、枯れ草の草原に着く。
ここがギリシャ庭園(中写真)。
西の空は曇っている。
本当は、水面に映った青空と、枯れ草のコントラストを
期待していたのですが、今年は雨が少ないためか水は引いていた。
残念だったけど、今回でしか撮れない写真を撮れたし、
何よりここまで来れたことに意味がある。
次は雨の後に来ようと決めた。
雲ノ平山荘で夕食を済ませると、
窓の外に月が昇っているのが見えた。
急いでカメラを持ち、外に出る。
寒い。気温は10度を下回っているだろう。
Haglofsの防寒着はここでも大活躍。快適に撮影を進める。
そして、右の写真や前回日記の月写真を撮る。
実はここに来る前に、いろいろと悩むことがあったり、
手持ちのカメラ(SD14)が信頼できなくなったり、
山の計画に若干の不安があったり、
山に来てからも、山は相変わらず怖いところだったり、、、
要は「いろいろあった」わけですが、
いい写真が撮れると安定してしまう自分は
やっぱり写真バカなのだ。
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