トプカイで休んだ後、再び峠を越えて青森県へ。
県境から少し入ったところにある、ここ古遠部温泉は
最近の秘湯ブームで日帰り客が絶えない人気の温泉です。

この日もご覧の通り。

なのに、この日の宿泊者は何とワタシ1人!
早速浴室へ行ってみると日帰り客がわんさかいるので
長湯は夜になってからにします。

部屋は6畳。古いです。
夕食前だというのに布団が敷かれています。

窓の外には、風呂場からの排水が。
湧出物で埋め尽くされています。壮観。
 
 
その風呂場は非常に風情があり、人気があるのがうなずけます。
外から光が入ってくると、もう何とも言えません。
(写真は翌朝撮りました)

泉質も最高。非常に濃い源泉がかけ流しされています。
あまりの湯量に、オーバーフローしています。

日帰り客が帰った後は、この極上のお湯を独り占め。
何という贅沢。ただ、トドをやってみたら寒かった。
 
 
さて、夕食です。

全く期待していなかったのですが、値段の割に立派です。

鯉の刺身は全く臭みがなく、天ぷらは熱くてサクサク。
岩魚の塩焼きに、その他付け合わせも素朴な味で美味い。

鍋はきりたんぽ鍋でした。
前日行った大館の「むらさき」と比べると格段に落ちますが、
これは比べる相手が間違っているか。
 
 
朝食はいかにも日本の食卓という感じ。

おろしシラスが美味かったのは大根が良いせいもあるだろう。
こちらも美味しく頂きました。
 
 
とても7200円で泊まったとは思えない内容。
いろいろなサイトを見ると、宿泊・日帰りともに料金に若干の変動があるが、
それでも酒と暖房費(今回は500円)を入れても8050円は安い部類だろう。

建物の古さを風情と感じるかどうかで評価が変わると
思いますが、ワタシにとっては最高の宿です。
この温泉の風情を心から満喫するのであれば、ぜひ宿泊すべきだと思います。
 
 
チェックアウトをしたのは8時半。
日帰り入浴は9時からですが、入浴目的の人たちが
すでに何人も上がってきているのでした。

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