前編からの続き
  
  
渓流エリアを過ぎると、しばらく熊笹の間を進む。
正直言って、このコースで一番楽しくない箇所ではあるが、
次第に水が落ちる音が聞こえ始め、心が躍る。

その音はだんだん大きくなり、ついに滝が現れる。
名は、横手滝。

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昨晩からの雨で増水した川は、ものすごい勢いで落ちていく。
これ以上シャッターを速くできないのが残念。

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下まで降りると、その流れに巻き込まれそうです。
吊り橋の上から撮影。ブレないようにするのが大変。。。

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モノや命を落とさないように注意しないと。
実際、一度滑りそうになりました。。。
  
  
滝壺に落ちた大量の水は、奔流となり流れていく。
それが桜根滝となり、クライマックスの滝へ注いでいくのです。

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吊り橋を抜けると、それが現れる。

布引滝。
左に従うは桜根滝。

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この滝が見たくて3年もの間あこがれ続けた。
某ムック本の表紙を飾ったこの滝は本当に衝撃的だった。

写真で見るよりも、はるかに大きく、はるかに広いその姿。
道は下の方まで延びており、高さによっていろいろな姿を撮影することができる。
50−150(旧型)で撮影。

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全体像。
間違いなく、今まで見た中で一番美しい滝。
決して安くはないガイド料を払っても、観る価値は絶対にある。
これは17−70です。

SDIM6320.jpg

雨を浴びた苔や葉が彩りを添える。
やはり、雨の日に来られて良かった。
 
 
今回の目的は布引滝だけだったのですが、途中にも見所や
ワクワクするような場所がたくさんありました。

加えてラッキーだったのは、同行の二人も健脚だったこと。
そのため、撮影にタップリ時間をかけても行程に影響がなかったのです。
もっと会話が出来ればよかったのですが、撮影に集中するとどうもね。。。
 
 
あと、鬱蒼とした森など自分には表現しきれない領域があることを実感しました。
そういう意味でも実りの大きい撮影行でした。また秋に来よう。
もっと画像を見たい方は、「コチラ」の2008をご覧下さい!

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