6連休を取ったにも関わらず、悪天が予想されたため久々の山行は中止。
家で天気図や気象レーダーを眺めながら、行かなくて良かったなーと
思っていたのですが、最後だけ天気が回復しそうな気配。

6連休の最終日に出かけるのは面倒だと思いつつも、風次第では
雲海も出るかも知れないと思ったので行くことにした。

行き先は旧安曇村、現在は松本市になっている乗鞍岳です。
ここは3000m級の高山でありながら、2700m付近まで
車道が延びているという、超お手軽登山ができる山です。

しかも7月から9月にかけて、日の出の時刻に合わせてバスが出るのです。
なので、乗鞍高原とか平湯とかの下界の温泉地に宿泊し、朝だけ山に行く
ということも可能だという、観光地じみた山です。

そんなわけで上まで登ってみた。気温は氷点下です。今シーズン初体験。
地平線が真っ赤に染まったのは久しぶりに見ました。

そして出た雲海。風が強めだったのですが、何とか出てくれました。
今回は位ヶ原での撮影です。もう少し雲海が凄ければ大黒岳から焼岳越しの
穂高を撮ってみたい。

自分にはあまりない作風。
山々のグラデーションがキレイです。

そして日の出!
最近日の出を撮影してなかった気がするけど、やっぱり気持ちが良いです。
写真の出来はともかくw

焔のように燃える雲。
龍のようにも見えます。

反対側を振り返ると、月が沈みかかっています。
そういえば、6連休のメインの目的は、中秋の名月の撮影だった(´・ω・`)
去年も同じ目的で登って敗退しましたね。。。

らすと。
例年なら、この写真も黄色や赤に染まっている筈なのですが、ご覧の有様です。
単に紅葉が遅いだけなら良いのですが、葉っぱを見ると殆どしおれています。

乗鞍だけを見て日本全国を語るのはおかしいですが、全国どこも猛暑で
雨が少なかったことなどを考えると、今年は紅葉と言うよりも枯葉と
言った方が現実に近くなるかも知れません。

紅葉撮影、どうしようかなぁ。。。