大津海岸の氷　その１

2015年2月4日　16時半〜18時ごろ撮影

豊頃町の大津海岸には、冬になると十勝川河口でできた氷が流れ着く
・・・というのはここに来るまでの知識。

前夜、釧路空港から帯広に移動するときロケハンに大津へ寄ってみたのだけど
期待に反して氷は全くありませんでした。

朝、更別村で霧氷を撮った時に、地元のプロカメラマンから
「原生花園の方にはあるよ」と言われ、じゃあ行ってみようと。

原生花園のある浦幌町側の海岸も大津海岸と呼んでいいものかどうか
わかりませんが、今後もここでは便宜上大津海岸とします。
十勝川左岸側の海岸も豊頃町のようです。

　　

着いてみると、確かに氷が流れ着いています。

写真だとたくさんあるように見えますが、実際はもっとまばらだったような気がします。
そして、光の当たり方も思ったほど良くなく、やっと来られた嬉しさの反面、
ちょっと残念な気持ちになるのでした。

太陽が沈んでいきます。

残照が映る波打ち際を撮りたいと前々から思っていましたが
後から思えばNDフィルタ使えば良かったな。

そして残照と氷。
日が落ちると青みを帯びた氷となります。

波と氷がもう少し近ければ。。。
贅沢は言えませんが、残念です。

70mmマクロレンズを本当にひさびさに使いました。
不思議な模様を描く氷に、西の空の色が映っています。

そしてこの日は満月。
太陽が沈むとほぼ同時に昇ってきます。

1日前だと、空がピンクになっている時間帯に登ってくるので
満月よりもそっちの方が狙い目かも知れません。

最後に。
月明かりだけで撮ると不思議な感じになりますね。

朝の様子も撮ってみたいので、2日後の朝に再度来ることに決め、
この日の撮影は終了です。

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