雲海と竹田城跡

前回の撮影からかなり日が空きました。
休みと天候のタイミングを測っていたらこんなことに。

てなわけで、今回の目的地は兵庫県朝来市にある竹田城跡です。
雲海で有名な場所で、晩秋から初冬にかけて出やすいと言われていますが、山が緑色の
うちに撮っておきたいと思って、夏でも雲海の出やすい天候を選んで突撃しました。

前日に夜勤の残業で昼間まで仕事をし、その後京都行きの高速バスに乗る。
京都駅に着いたのは21時半で、その足で車を借り、そのまま朝来市へ。
相変わらず安さ優先の強行軍です。

翌朝。というか午前4時半近く。
辺りは暗く、立雲峡の駐車場にはワタシの車だけ。辺りは霧に巻かれています。
これは期待できそう。

そこから登ること20分ちょっと。第1展望台まで行きます。
雲の上に出たものの、、、雲が高すぎて城が隠れています。

雲海と竹田城跡

2時間くらい待つと、上の写真のように時おり雲が薄くなります、、、が、これが限界か。
城の高さ約350メートルに対し、雲頂は400〜500メートルくらいを行き来しています。

この場所に待機すること4時間ちょっと。
日が高くなるにつれ中途半端に雲が晴れてしまったので、立雲峡での撮影はここまで。

雲海と竹田城跡

雲海予想は当たりましたが、写真としてはイマイチなので いつか再挑戦したいところ。
次はいつ来られるかなぁ。。。

——追記——
2015年9月14日に再訪問しました

雲海と竹田城跡

その時の様子はコチラ

—–追記ここまで—–

下山ついでに各展望台の様子を記録しておきます。
背後の山などの位置関係の参考にしてください。

まずは第1展望台。
見づらいですが真ん中あたりに城があります。

第1〜第2の登山道。
この区間が一番急でした。

第2展望台にある祠。
この真下に竜神の滝があります。

そして第2展望台。

そこから少し下った辺りの道。
上よりは多少ゆるやかになっています。

名無しの展望台。やや危険な場所にあります。
雲海の出方によっては良い場所だと思います。

第3展望台。
あまり良い位置関係ではなさそう。

第3展望台あたりまで来ると、だいぶ緩やかになります。

駐車場に着きました。
撮影時間を省くと15分くらいで下りて来られました。

ちなみに登りには20分ちょっとかかったと思います。
夜明け前、しかも霧の出る中登ったので懐中電灯必須でした。

さて、せっかくここまで来たので城跡にも行ってみることに。

平日の朝9時だというのに一般の観光客と思しき方々がけっこう集まっています。
カメラマンや城マニアだけでなく、一般にも有名な場所になりつつあるんですね。

ああ、でも「日本のマチュピチュ」という表現はどうかと思うのですが。。。
ここに限らず日本の○○という言葉には本家も名前も借りた方もともに矮小化されるような
気がするんですよね。竹田城もマチュピチュもそれぞれオンリーワンでいいじゃない。

まあ、それは良いとして登ってみる。

途中から日光を遮るものは一切無い。飲み物の自販機は駐車場にあるのみ。
熱中症や急な体調不良防止のために、水分・帽子・タオル等が必要です。

竹田城跡

天守跡まで来ました。
下界を見下ろす形になるので、非常に気持ちが良いです。

空が霞んでしまったのも残念なので、雲海とあわせて再挑戦をぜひしたい。
あと、雪化粧をした竹田城もいつかは撮りたい。

ここまで来るのは大変ですし、近隣で他に撮影したいネタが多くはないので
いつになるかはわかりませんが。

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