長野市から菅平高原へ向かう。
途中、道路に雪が全く残っていなかったことに驚きつつ、そのまま上田市方面へ下る。

旧真田町に、マイナーだけど良い温泉があると聞き、諏訪への帰りすがら寄ってみた。

旅館の風呂としては、かなり小さい。
が、扉を開けた瞬間から、酸っぱいような温泉の香りが凄い。
前日加賀井温泉一陽館の源泉槽に顔を突っ込んだ時と同じような香り。

ただ、実際のお湯は前日とはけっこう異なり。
かけ湯をして足を入れた瞬間からわかる泉質の良さ。

お湯自体はとても柔らかく、優しい。
でもしばらくすると汗が噴き出てくる。すぐに温まる。

浴室はキチンと清掃されているが、お湯に含まれるマンガンの沈殿物のため
足の裏などが黒くなる。個人的には気にならない。

最初はひとりだったが、しばらくすると別の入浴客が現れた。
話の流れで旅行者であることを告げると、よく見つけたね、との由。
湯あたりしない、よく温まる最高の温泉。みんな病気しないと仰っていた。

なるほど、言うことはよく分かる。極上の温泉である。
記事にしておいて何だけど、あまり有名になってほしくないなと思った。

[googlemap lat=”36.439918″ lng=”138.295416″ align=”undefined” width=”480px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県上田市真田町長横尾6395[/googlemap]   左下のGoogleロゴをクリックするとより大きな画面で地図を参照できます