早くもこの旅のハイライト。ちと長くなります。
1枚目の写真で壮大なネタバレをした気がするけど気にしない。
天気は快晴。午後からゆっくりと下り坂になるようなので、朝一番にやってきました。
スタート地点は、大雪高原温泉にあるヒグマ情報センターです。
ここで、ヒグマの出没状況や対処方法、コース概要についてレクチャーを受けるのです。
この日は高原沼まで行って折り返しするように言われました。
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アップ・ダウンを繰り返しながら、徐々に高度を
上げていくと、ヤンベ分岐の手前の橋まで来ます。
ヤンベ温泉が噴煙を上げていますが、入ることはできないそうです。残念。
分岐から程なくして最初の沼が現れます。
左から土俵沼、芭蕉沼、滝沼。
太陽の位置の関係で影が出来てしまっていますが、、、黄色が非常に素晴らしく、
期待していなかった赤も、ところどころはキレイに色が出ています。
滝沼からは滝は見えませんが、水が落ちる音がどこからか聞こえます。
ここのハイライトのひとつである、緑沼。
紅葉が最高の状態でないのが非常に惜しまれる。快晴に良く映えます。
手前から延びている影も、良い感じに作用しています。
しばらくしていると雲が出てきたので、早々に先へ進むことに。
そこから先は沢沿いの道になります。
お次は湯の沼。
ここから流れる水がそのまま先ほど歩いてきた沢になっています。どおりで硫黄の香りがすると思ったよ。
実は帰り道で気づいたのですが、脇に看板がうち捨てられていまして、、、「ごらんなさい」という記述に笑ってしまった。
さらに沢沿いを登る。
登りつめると、鴨の沼。
悪いなりにも良い感じです。
だんだん森林限界に近づいてきたのか、高い木が減ってきます。
看板が無かったので無名の沼なのでしょうか。何だか箱庭のようです。
青空が良い感じ。
そこからまた登る。
何やら細長く大きな沼に出た。これがえぞ沼だろう。かなり深めに見えるけど、
道はこれまでで一番狭く、転んだら沼に落ちそうで怖い。
沼の端まで歩き、振り返ると
ああ、これが見たかったんだ。
これを見たいがために、何ヶ月も前から計画を立てていたんだった。
旭岳方面の紅葉がかなりの惨状だったにも関わらず、ここは悪いなりにも美しい。
これが当たり年だったらどうなるんだろう。
そう思いながら、夢中でシャッターを切るのでした。
行程は続きます。まだ折り返し地点に到達すらしてないし。
が、記述は端折る。
どの沼も特徴があって良いですね。高原沼がこの日行ける最終地点です。
黄葉、、、ホント惜しいなぁ。。。
そこからは元来た道を戻ります。
えぞ沼の手前。そして、光が先ほどより回ったえぞ沼。
反対側から見ると、同じ風景でも違って見えて新鮮です。
緑沼まで戻ってきました。
ここまで来るとだいぶ人が登ってきており、良い撮影スポットは限られているため
確保が大変です。譲り合って撮影しましょうね。ホントに。。。(´・ω・`)
3分ほどで緑沼の撮影を終え、機材を片付けそのまま下山。
ここまで三脚片手に上り下りしていたので、両手が空くと非常に歩きやすい。
あっという間というと大げさですが、緑沼から20分くらいでヒグマ情報センターに
戻ってくることができました。7時過ぎに出発、10時40分頃下山でした。
けっこう簡単に上り下りできるし、下山後はすぐに極上の温泉に入れるので
超おすすめの場所です。紅葉・黄葉だけで考えても、人生で一回は観たほうが良いと
さえ思える素晴らしい場所でした。
余談ですが、、、
ヒグマ情報センターには、ヒグマについてちょっとした展示があるのですが、
骨はともかく、剥製はかわええ(*´д`*)と思ってしまうのでした。
いや、出会ったら死を覚悟しなければいけない動物なのですがね。。。
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