旅のしめくくりはやっぱり温泉。
霧がたちこめる天候の中、時間がないので極力慎重に車を飛ばす。

この日は失敗続きで、霧の出る天候を予想していたにも関わらず
寝坊して夜明けに間に合わなかった。

そして帰りもバスの乗車位置がわからず、信号待ちをしていた
発車後のバスに何とか乗せてもらったのは苦い経験。

時系列を戻して、目的地は只見川沿いの大塩温泉。
最寄りの会津大塩駅は ほんの小屋で、田舎に来たことを感じさせます。

そこから少し離れたところに、目的の大塩温泉 共同浴場があります。

協力金200円を投入し、入口を入ると、下へ降りる階段。
静かに流れる只見川へ近づいていきます。

浴室に入ると、そこには共同浴場の理想の姿がありました。

温泉成分で赤茶けた床と壁。
少し酸化して、赤茶けたお湯。そこへ優しく射す光。

なんとなく、古遠部温泉を思い出します。
(写真は演出が入っています。本当はもっと明るいです)

注ぎ口でお湯を飲んでみると、少し鉄分を感じます。
成分の総量は12.502mgと非常に濃いお湯です。
だからこその、この色なのでしょう。

お湯は温めで、長く入っていられます。
他に入浴者がいない中、この極上の時間をゆっくり過ごすのでした。

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