温泉を出た後、喜多方ラーメンを食べようと思い南下を始める。
途中、猪苗代の駅近くを通った時、そういえばこの辺に行ってみたい
店があったことを思い出した。

時刻はまだ10時くらい。開店まで2時間ある。
これならまだ上に残って写真が撮れたなーと少し後悔しつつ
昼寝しながら開店を待つことにした。
 
 
そして12時。
開店とほぼ同時に入店したところ、すでに先客が。
そして後から続々と入ってくる。

店周辺は閑散としていたのに、ここは繁盛しているようです。

頼んだのは深山定食、1300円。一番人気だそうです。
鮭はらこめし、だし巻き玉子、小鉢2品、お新香に味噌汁が始めに出ます。

どれもクセの無い味。素材も仕事も丁寧です。
特に鮭はらこめしはイクラ系が苦手なワタシにも美味しく食べられる。

締めに出てきたのは盛りそば。
10月初めという微妙な時期だったので、正直期待はしていなかったのですが、
なんと新蕎麦だそうです。まあ、地元産ではなく北海道産との事ですが。
(地元産は次週くらいから出すそうです。自家製ですって!)

変わっているのは、出汁と返しが別々に出てきたこと。
好みで調合できるのですが、ちょっと返しを入れすぎたかな。
蕎麦はのどごしも味もスッキリしており申し分ないです。
  
そして、写真右上に写っているのはサービスのお皿。
ご主人のおばあさんが作った、高田梅の梅酒漬けだそうです。
自家製の紫蘇で色をつけてあります。これも非常に美味い。

これで1300円かぁ。。。
東京だったら倍払っても食べられないだろうなぁ。。。
 
 
蕎麦を食べていたら、厨房からゴマ油の良い香りがしてきました。
どうやら、ゴマ油で天ぷらを揚げているようです。

食べてみたい。。。でもすでに満腹。。。
他にも、会津地鶏を使った親子丼など、興味深いメニューがあります。
これは、また来るときが楽しみです。
 
 
ここはご主人の人柄も良いです。
良い素材を使って良い皿を作っているという自信が感じられました。

それは決して高圧的なものではなく、客や店内はもちろん店員に対しても
非常に目と気を配っており、非常に温かみが感じられました。

また必ず来たい店です。
 
[googlemap lat=”37.547506″ lng=”140.103803″ width=”480px” height=”300px” zoom=”16″ type=”G_NORMAL_MAP”]福島県耶麻郡猪苗代町千代田扇田12−5[/googlemap]   左下のGoogleロゴをクリックするとより大きな画面で地図を参照できます