写真、温泉ときたら、次は蕎麦(すでに様式美と化している)。
今回は、前回来たときに臨時休業だった林檎舎へ行くことにしました。
  
暖簾をくぐると、広い玄関にジャズが流れる空間。
まさか白馬でジャズの流れる蕎麦屋に遭遇するとは思わなかった。
 
意外さを感じつつ中に通されると、、、
 

確かにジャズは流れているんだけど、むしろ昭和の香りがする内装。
蕎麦屋と言うより食堂風。キチンと片付けられていて、清潔感があります。
 
ここで、各所でおすすめの蕎麦三昧を注文する。
 

蕎麦は緑色がかった手打ち蕎麦。
食べる前から期待が高まる。
 
つゆは左から おしぼり汁・普通の蕎麦つゆ・くるみだれ。
おしぼり汁は辛味大根のおろしを絞ったもの。くるみだれと同様に
昔から信州で食べられてきたそうです。もちろん初めて食べます。
 
 
結論から言うと、どれも美味い。
おしぼり汁はすごく辛いけど非常にさっぱりしていて、蕎麦の味がよくわかる。
薬味の味噌をつけると、その甘みとのバランスが凄く良いのです。
 
普通の蕎麦つゆは、普通に美味い蕎麦って感じ。
つゆだけで言えば、同じ白馬の「まえだ」の方が好みです。

薬味はワサビと大根おろし。これはいつもの信州蕎麦。
ワサビはすごく辛いのに、ほのかな甘さや香りを感じる極上品
(実はワサビに一番感心した)。
 
くるみだれは胡桃の味が濃く、蕎麦が負けてしまう感もありますが、
蕎麦の味がしっかりしているからこそ破綻には至っていない。
蕎麦つゆで割ったり、七味唐辛子(善光寺のやつ)を入れたり
アレンジするとなお楽しめる。
 
 
いや、これは大した出来だ。
ひとつひとつのレベルが高いのに、いろいろ食べられるので
最後まで飽きることなく食べられます。
 
食後1時間くらい経っても、まだその余韻が残っている。
白馬には林檎舎や「まえだ」の他にも「そば神」という美味い店があります。
この中で誰かを連れて行くなら、総合点でこの店だろうな。おすすめです。
 
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