6月22日 朝
前夜に、妖しく咲いていたサガリバナも
翌朝には落花してしまいます。
水面に落ちたサガリバナを撮影するために
大潮の満潮の時間帯であるこの時期に西表島に入ったのでした。
朝6時半に宿を出発。カヌーを係留してあるポイントに向かい
そこからカヌーに乗って遡上を始めます。
が、潮位が高すぎてマングローブの枝と水面の差が30センチくらいしかないポイントが多数・・・通過はかなり大変でした。
文字通り、数々の困難を乗り越え、サガリバナの木が多くあるポイントに到着。さっそく撮影を始めます。
早朝で太陽がまだ低い上に、マングローブ林の中は光量不足。
不安定なカヌーの上で手持ち撮影。そして川なので相手も動く。
sdQuattroHでは、感度もそんなに上げたくない・・・
ということで、SSは1/60よりも遅いという悪条件の中での撮影。
手ブレ、被写体ブレの写真を量産してしまいました・・・
と、いうことでカヌーを降りて撮影。
だいぶマシになりましたが、
三脚を持ってくれば良かったと後悔・・・
ふたたびカヌーに乗ります。
当初よりも明るくなってきたせいか
だいぶ撮りやすくなりました、
とはいえ、絞りは開けっ放しなので、たくさん花があるのは
なかなか伝わりづらいですね・・・
水面の白っぽいのは全部サガリバナです。
最盛期になるともっと花が多いそうですが、まだシーズンイン
したばかりなので、仕方がないですね。
まあ、最盛期になるとツアー参加者も多くなるでしょうから
撮影しづらくなると思うので、これで良しと思うことにします。
係留ポイントに到着!
この日は曇りがちの天候でしたが、朝日が少しだけ差して
それは美しいものでした。
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