※当記事によりサーバに負荷がかかっており、ご不便をおかけして申し訳
 ございません。しばらく様子を見て、改善されないようであれば
 X3Fファイルなど、公開方法を改めたいと思います。

 しばらくこのままでいきます

7月7日に発売となったsd Quattroで撮影をしてきたので
作例とともに感想などを書きたいと思います。

この記事の画像は全て原寸でアップします。
SPPから出力されたものをそのままです。

基本的にコントラスト+0.5、シャドウ−0.5、シャープネス−1.0、
Fill Light+0.1で現像してます。

画像をクリックするとウィンドウサイズに合わせた大きさで表示されるので
原寸で見る場合はそれを別タブで開くなり、保存するなりして下さい。

使用したレンズは18-35 F1.8 と 10-20 F4.0-5.6です。

無断転載が怖いので、気合の入った写真は載せません。
なので、下手とか思わないで頂けると嬉しいです。

一部置いてあるX3Fファイルを含め、転載する場合は
当記事のURLを必ず記載して下さい。

ではご覧ださい。

まずは記念すべきファイル名0001。

sd Quattro サンプル 弥陀ヶ原 立山黒部アルペンルート

雲つながりでもう1枚。

sd Quattro サンプル 立山黒部アルペンルート

雲の描写がいろいろ言われるQuattroセンサーですが、どうでしょうか。
個人的には割と良いほうだと思います。

下の画像は10−20での撮影です。十分な写りだと思います。
本音を言えばSGVでartな超広角レンズの登場に期待していますが、
現状はこれでまだ戦えます。

これだけでは参考にならんと言う方もいると思うので、
下の画像のX3Fファイルをおつけします。いじってみて下さい。
de0108.X3F(68.8MB)をダウンロードする

sd Quattro サンプル 立山黒部アルペンルート

さて、雲の話ばかりでは何なので、sd Quattroを触ってみた感想を。

・期待していたよりは重い

・ボタンや電源スイッチの位置が意外と練られている

・カラーバランスが良くなった。SPPでの調整がほとんど要らない

・岩や水の質感は従来どおり(ND8使用)
sd Quattro サンプル 魚帰滝

・EVFは意外に良い。デジタル水準器は便利。NDフィルタつけても
 画面が暗くならないのは素晴らしい

・現像の速度は相変わらず。Merrillよりも遅いかも

・SFDモードはISO100のみで使える。最大7枚を合成するので
 SPPがかなり重い。

・SFDは使い方が悪いのか、今のところ風景で使えるとは思えない

・カードの書き込みは従来品よりも速い。実際に測っていないけど
 とにかく速くなった。SFDモードでの撮影でも気にならないくらい

・トーンコントロールは機能しているのかイマイチよくわからない
 とりあえずデフォルトの「低」で運用中

・フォーカスピーキングが便利
sd Quattro サンプル 白川郷のアジサイ

・電池の持ちはイマイチ。3日間、画面はファインダーのみ使用、
 約300枚の撮影で2本半。予備を3本買っておいてよかった。
 但し、いままでのクセで電源を入れっぱなしにしていたのと関係あるかも。
 (オートパワーオフは5分)

・撮影前に自宅で設定をいじっている際、背面液晶を使用していたのですが、
 1時間ほどで熱警告が出た。それを見てファインダーのみの運用にしようと
 誓った。そのためかどうかわからないけど、実際の運用で問題は無かった。
 
・ファインダーのみの運用にしていると、まあ当然ですが画像確認は背面液晶で
 出来ない。今までのクセで、シャッターを押したらつい背面液晶を見てしまう
 (できれば画像だけは背面液晶に出してほしい。というか撮影の邪魔になることが
  あるのでファインダーには出さない設定と併せてほしい)

・アスペクト比切り替えが撮影時に出来るのが良い

16:9
sd Quattro サンプル 平泉寺白山神社

4:3
sd Quattro サンプル 平泉寺白山神社

・要望になりますが、SPPにゴミ取り機能がほしい

とりあえずこんなところでしょうか。
いろいろ書きましたが、SD1 Merrillより大幅に改善されていると思います。

ひさびさに撮影をしていて楽しいと思えました。
買って良かったです。

旅のレポートは後日アップします。
もうちょい良い写真も載せていくので、またご覧頂けると嬉しいです。

長文ご覧頂きありがとうございました。