青い池ライトアップ・冬

2016年11月1日　16~18時ごろ撮影

遠方に住んでいるワタシにとって、冬に入るギリギリの風景を撮るのは難しいです。
特に湖沼なんかは凍る時期が計画段階からはっきりわかるわけがなく。

そんなわけで、何年も前から撮りたかった、凍る前の青い池の撮影は
計画しては頓挫していたのでした。

今回も行くかどうか最後まで悩んでいたのですが、今年はライトアップ開始が
例年よりも早く、11月1日からと言うではないですか。

既に凍り始めたという情報は得ていましたが、せっかくなので行ってみることに。

前置きが長くなりましたが。

まだわずかに黄葉の残る青い池ですが、9割がた凍結しています。
が、氷はまだ薄く、その表面の色は青い池のそれです。

ところどころには雪が積もっていますが、黄葉の面影も残っています。

16時ごろから雪が舞ってきました。
凍っては溶けてを繰り返し、模様をつけていた氷も次第に白くなっていきます。

雪の粒が非常に小さく、写し止めるのは困難です。

16時半ごろ、突然光が入り始めました。
ライトアップは17時からと聞いていたのですが、、、

どうやら本番前に暖気をするようです。

日没時間になりましたがまだ明るいので、
この時間帯にしか撮れない光線状態になります。

撮影目的であれば、絶対にこの時間帯から居るべきです。

そして17時。

本番が始まりました。
降雪に光が当たってキレイです。

そして何と言っても池の青さ！
もちろん手前側は凍っているのですが、まだまだ薄いので青く反射します。

よく考えていると思ったのは、より青く見えるようライトの色が
白だけではなく青系の光も使っているってこと。

おかげでより青くなるのです。

宇宙から眺めた地球はこんな色をしてるんでしょうかねぇ。。。
と思いながら撮影をしました。

さらに、、、

ライトの角度や光量をずらして、飽きさせません。

いやー、これは思いがけず良いものを観ることができました。

この記事を書いている11月4日では恐らく全面凍結して雪もより多く積もっていることでしょう。
まさに、この時期にしか見られない光景です。

例年よりも早く冬のライトアップを実施したのは英断ですね。
寒い中運営をする地元の方々は大変でしょうけれども、ぜひ来年以降も続けてほしいものです。

帰りには白髭の滝もどうぞ。

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