2014年1月23日7:50から1時間ほど撮影
千望峠での撮影を切り上げ、次の目的地へ向かいます。
事前に調べていた場所に行ってみると、そこには・・・!!
ぶっといサンピラーが出てるじゃありませんか!!
千望峠とは違い、背景が影になっていて光がさらに強調されます。
光の粒は細かく、望遠で絞りを開けてもあまりボケませんが、それでも十分です。
来年のカレンダーに使えるように、横構図でも撮ります。
光は20分ほどで弱くなり、別の場所に移動するカメラマンがちらほら。
ワタシも、もう1箇所目をつけていたところがあり、そこへ行ってみることに。
・・・が、そこでは全く成果がなく、元の場所へ戻ってくると・・・
先ほど1回諦めた時よりも光の量がやや回復しているのに加え、
粒が大きく七色に光っています。
この時点でここにいたのはワタシを含めて3人。
1日で違うタイプのサンピラーを見ることができたのは幸運です。
前日朝に突然決めた北海道旅行ですが、成果が上がって本当に良かった。
ここからは余談ですが、、、
サンピラーは太陽柱とも言い、その正体は大気中の水分が凍った氷晶です。
水分は、凍るときに気温によって氷晶の形が変わります。
マイナス20度くらいになると光を反射しやすくなる形状で凍るため、
サンピラーが期待できます。ちなみに美瑛町の最低気温は-24.3度でした。
今回はそれに加えて、前日に雪が降って湿度が高かったこと、
翌朝まで風が弱く、湿度が下がらなかったこと、
前夜から天気がよく、放射冷却で気温が急激に下がった(飽和しやすい)
ことなども要因として挙がります。
要は、全ての条件がハマったわけなので、今回は満足です。
まあ、撮る前のイメージが強すぎて、それがなければもっと良く撮れたような
気もするけど、それは今後の課題ということで。
この後は夕方まで美瑛町内をぐるぐる回ります。
匿名
今月、美瑛にサンピラーを見に行く予定です。
大体何時から何時くらいの間で見ることができますか?
ばり
気象条件によるので具体的な時間帯は「その時による」としか言えませんが、気温と湿度が重要なので夜明け直後がいちばん確率が高くなると思います。
ただ、必ず見られるものではないことにご注意ください。10日間予報を見る限りでは、今のところ直近で期待できる日はなさそうに思えます。
地元
近くに住んでいる地元民ですが、最近ここに訪れる人が多くカメラマンさんに道を塞がれ困っています。
地図を消してください。
迷惑です。
ばり
地図は消去しました。
また、場所の特定ができそうな文言を修正しました。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。