国道273号線を三国峠方面へ。糠平湖を越えて左折をすると圧雪された道になります。昨日雪の舞う中通った狩勝峠もそうでしたが、ここまで路面状態はほとんど問題なし。雪道に慣れていない自分でも十分走れます。

というか、どちらかというと長野県内の道路の方が走りづらかったり。北海道は豪雪地帯ではないというのもありますが、どうやってああいう路面状態を保っているのかが不思議です。

さて、風景写真、特に冬の撮影は日中ヒマになりがち。
そういう時こそ温泉、ということでホロカ温泉までやってきました。

圧雪された道の、最後の坂道はなんと温泉で雪を溶かしています。どれだけ湯量が豊富なんだと感心します。

温泉マニアには有名らしいこの温泉も、冬の閑散期そうでもないようで
この日はワタシの貸し切り状態。非常に贅沢です。

奥から、カルシウム泉・鉄鉱泉・ナトリウム泉とあり、温度は奥から普通・熱め・温めと
なっています。3泉とも力強いお湯ですが、入った感じではカルシウム泉が好み。
この鄙びた雰囲気と相まって心地良いです。

が、はじめは心地よかった打たせ湯の音が次第にうるさく感じてきたので、
寒いと知りつつ露天風呂へ行ってみることにした。


後から見たらちゃんとサンダルがあったんだけど、それに気づかず裸足で突入。写真を撮るために立ち止まると10秒もしないうちに冷たさで足が痛くなってくる。

まあ、二度としないであろう体験という意味では良い思い出になりましたよ(´・ω・`)

露天風呂のお湯は、どうやら内湯の3泉とも異なるようで(違ってたらゴメンナサイ)かなり優しい感じのお湯。気温が低いせいで温度も温め。一番好みです。

聞こえるのは雪が木から落ちる音と鳥のさえずりだけ。これは溶ける。

心が溶ける。

本来は露天よりも内湯の方が好きなのですが、ここに関しては逆です。
露天風呂のためだけに再訪問する価値がある。

いつまでも入っていたかったけど、襟足やタオルが凍り始めていることに気づき
泣く泣く帰還。最後は鉄鉱泉でしっかりと温まり次の目的地へと向かうのでした。

あ、書き忘れたけど混浴です。ここ。

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